
県道から入り濁河川髄一の青白濁の二段の滝、その上流に濁滝があります。
ユースの途中には、ゴゼンタチバナなどの高山植物や、火山灰護岸、柱状節理なども見られます。
しばらくカモシカ道を歩くと県道から標高差にして50m下降すると濁河川に着き、最初に現れます。
温泉成分の影響で滝壷が青白く、硫黄臭もします。また左岸を高巻く際に上段の滝もはっきり見る事ができます。
河原歩きの途中で、支流長ハゲ谷から「くの字状」に流れる細い滝ですが、倒木で全容がみられません。
人工物の様な真っ直で広い落ち口に落差27mのとても大きな滝です。
遠くにいても水しぶきが飛んできます。また滝壷まで行く事も可能です。
温泉成分の混じった水しぶきはマイナスイオンとの相乗効果で美容健康によいかもしれません…。
県道から濁河川間での下降途中には、雨が降った後に見られる落差40mの「空滝」や高山植物のゴゼンタチバナの群生地を通過します。
入り口から出口まで深い谷の秘境歩きです。高巻きも高度がありスリルがあります。濁河川は白濁しており僅かながら硫黄臭もします。
途中火山灰がセメント状に固まった河原歩きもあり、滑りやすくてスリルのある箇所です。苦労して辿りついた濁滝の姿は圧巻です。
コース中には渡渉もありますので足元はフェルト底の靴が適しています。
また、動きやすい服装、雨具、弁当が必要です。危険個所にはロープ、クサリ等がついていますが、念のためヘルメット、簡易ハーネスをつけての滝巡りとなります。
K・Sさん(50代/男性) 高さ、幅、水量と三拍子揃った濁滝は迫力満点!滝壺が浅いので周辺のしぶきと風は半端じゃありません!全身濡れても構わない元気な人向けのコースです。